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硬式野球とは?

硬式野球とは競技名では無く、野球と言う競技において使用しているボールの違いを指します。

日本の野球で使われているボールは主に3種類、「軟式」「準硬式」「硬式」となっており、学童野球や一般的な中学部活動で使用されているボールは皆さんもよく目にする「軟式」※学童野球J号球・中学生以上M号球(J号とM号は大きさ重さ反発計数の違い)となります。「準硬式」の説明は割愛させて頂きますが、「硬式」は文字通り、硬いボールとなり、多くの高校部活動から社会人野球、プロ野球に至るまでこれと同じボールを使用しております。また世界のベースボールで使用されているボールも子供から大人までこの「硬式」を使用しており、世界的に野球(ベースボール)と言えばこの硬式野球となります。

硬式野球は怪我しやすい?

誤った認識だと思っております。未だに硬式野球=怪我のリスクと都市伝説的な固定概念が存在しておりますが、それらは科学的根拠に基づかない事実誤認と思っております。まったくリスクが無いとは言いません、物理的な衝突は硬式である以上、危険度が高いのは事実です。ただ扱いが慎重になる分、危険予測も含め徹底的に指導しております。寧ろ正しい野球との向き合い方が備わると思っております。皆様が心配される野球由来の怪我、特に肘、肩の怪我は軟式野球をやる上でも重さ、大きさが変わり、多投練習を行えば状況に変わりはありません。今日この選手は何球投げたのか?すなわち選手への適切な管理の元、野球を行わない為に怪我、特に肘や肩の故障に繋がるのです。勿論技術的な要因もあります。また当チームでは、例え投手であっても投球偏重の練習は行わず、常に練習日はアップとダウンに大きな時間を割き、選手の身体ケアに力を入れております。幸い当チームはコーチ陣にそれらの知識が豊富な人材が揃っており、野球塾運営時代より未だ選手生命を脅かす怪我は生じておりません。そして常に選手とコーチ陣が体の相談が出来やすい環境にあり、常にコントロール下にあります。付け加えて言いますと、軟式だから安全、硬式だから危ないという、単に硬さや重さによる怪我と紐づける事が最も危ない思考だと思っております。野球での怪我予防は常にそこでは無い所のフォーカスがとても大事なのです。またヤングリーグでは各種防具の他、1年生の守備契機には胸部保護パッドの装着を義務付けております。重大な事故、ヒヤリ・ハットはその様に些細な取り組みによって防ぐ事が大事なのです。

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